やはり長らく放っぽり出してしまいました。
今年もKAKASHI一同をよろしくお願いいたします。
ついにIROCKS2016、超故郷編ならびに盟友編の出演アーティスト最終発表がありました。
LACCOTOWERが選んだ、というよりは一緒に1日を作ることを望んだバンド達です。
僕個人の意見としては、それを信じているし、望んでもらったからには期待に応えたい一心です。
3年目のIROCKS。
IROCKSというフェスをLACCOTOWERが立ち上げてからありがたい事に毎年出演させて頂いています。
毎年、メンバー全員ひやひやしています。
今年は出れるかな。出れないなんて絶対嫌だなって。
つまりIROCKSという1日に携われることはバンドマン、特に群馬で活動するバンドにとって当たり前なんかじゃないということです。
中にはアンチ、というか中指立てるだけ立ててスネてるだけの奴もいます。
もちろん、IROCKSを1つの目標に活動しているバンドもいます。
アンチはアンチで良いのだ、と僕は思います。
「放っておけ」ではなく、中指立てた奴らがまた別の動きをする事でより僕らも負けてたまるか、と後押しされるんです。
"向こう"からすれば不本意でしょうけど。
でもそうやって、結局前に前に進めるという事実もあるんです。
それぞれがそれぞれの生活の中で精一杯の音楽活動をしているのも知っているつもりだし、動きたくても動けない事のもどかしさも知っているつもりです。
環境は人それぞれ、今こうして音楽活動が出来ている喜びは僕自身計り知れないものがあります。
今年のIROCKSに名付けられた「超故郷編」
出演させていただけるバンドが去年、一昨年を超えるのはもちろんのこと、自分自身を超えていく事がネックだなと思っています。
僕は、今年出演出来なかったバンドにも自分自身を超えて欲しいと思っています。
別にIROCKSに出れるからと言って上も下も無いです。絶対。
考えたんです。
僕がもしこの3年間、同じようにKAKASHIを続けていって、一度もIROCKSに参加できなかったとしたら、って。
出演するバンドにどうしても悔しさを噛み締めるし、何が足りないのか考えるし、考えたくもない劣等感が付き纏うだろうな、と思いました。
何度だって言います、僕は群馬のバンドマン大好きです。
暇の無い仕事のサイクルの中で時間を作り出して音楽をやってる奴ら。
才能もセンスも無い自覚を持った上で「それでも」と這いつくばって前進してきた奴ら。
先輩、同世代から見向きもされずにそれでも食ってかかってくる奴ら。
こんなの間違いなく理想論です。
全員報われて欲しい。
群馬のバンドマンに誰一人として真剣に音楽をやってない奴らなんて居ないと思うんです。
必死に何かを求めて、何かを作り出してみたくて、でもその何かが何なのかさえ分からずにもがき苦しんでいるのを同じ目線で見てきました。
もちろん僕だってその1人です。
だからこそいつか全員揃ってあの舞台を踏み締めてみたい。
そしたら次はもっと大きなステージを全員揃って踏みに行こう。
抜け駆け上等、待った無しの勝負。
夢は叶ったって、終わらないんです。
闘ってるのはステージの人間だけじゃ無い事を肝に銘じてステージに立ちます。
だから、群馬のバンドマン達。
絶対今年のIROCKSは何が何でも見に来てよ。
勝手にお前らの分も背負うけど許してよね。
LACCOTOWER先輩が"超故郷編"だなんて名前を付けるもんだから、まるでケツを叩かれてるような気分です。
超えろ、だなんて言われずとも元よりそのつもりです。
LACCOTOWER、IROCKS関係者の皆様、2日間設営や運営をしてくれるスタッフの方々、ケータリングで美味しいご飯を出してくれるスタッフの方々、群馬ライブハウス各位、出演バンド、あなた。
数えきれない程の人間が生み出すドラマを目撃して下さい。
「群馬のバンドに飽きた」なんて、まだまだ言わないでくれよ。
あなたの退屈も超えてみせる。
チケットの一般発売は1/30からです。
どうぞよろしくお願いいたします。