文章にしてみれば
神戸、大阪、大分への遠征。
たったこんだけ。
でも、この文章を見て思い出す場面は何ページの原稿にもまとめることは出来ない。
でも、しめくくりの言葉が「ありがとう」なのはきっと変わらないと思う。
仲間が、出来ました。
大阪高槻HEADLAMP
東京八王子ハルカミライ
どう足掻いたってバンド同士の仲なんてお互いの知名度にすがりついたり、仲の良いフリをしてうまい蜜を吸おうと虎視眈々と狙い合うような関係しか築けないと思ってた。
でも、違った。
気持ちがこんなに共鳴する感覚は初めてだった。
もちろん俺にとってはHalo at 四畳半もpollyも、群馬のバンドも仲間。
でも同い年の仲間は彼らが初めてだった。
同級生って感覚が近いかも。
とにかく、嬉しかった。
誰に頼まれた訳でもなくバンドをやって
誰に頼まれた訳でもなく曲を作って
誰に頼まれた訳でもなくライブをして
誰に頼まれた訳でもなく。
それを必要としてくれるあなたがいて
それを遠く離れた街で待ってくれているあなたがいて
そんな俺たちを受け入れてくれる場所がいて
敵なんてどこにもいないじゃないか。
バンド同士の不仲も
ライブハウス同士のしがらみも
どう転んでもおおよそは自分の守りたいものを守るため。
そこに正解も不正解もない。
俺も守りたいものを守りたい。
それが人でも場所でも、一時の感情だとしても。
大切なものは大切だって言えるようになろう。
待ってくれている人がいる事、ツアーに出て早くも実感しています。
まずは無事に帰ります。
心配の言葉、本当にありがとう。