こんばんは。
ついに一人暮らしがスタートしました。
実家から車で約3時間の距離。
これからすべて自分でやらなければならない恐怖がつきまとっていたけれど、思いのほか楽しくやれています。
友達いわく、「始まって1か月頃が一番ヤバい」そうですが、ドンと来い。
そんなこと言ってられるのも今のうちでしょうか・・・
先日、熊谷でのライブと法事のため早速実家に帰りました。
自分のものが何もない実家はやけに広くて、知らない場所みたいでした。
法事は母の7回忌。もうあれから7年もたったのかと思うと、感慨深くもあるし、あまり覚えていないことのほうが多い気がします。
7年っていったら幼稚園児が中学生になる歳月。
そりゃいろんな人と知り合うし、いろんな人がいなくなるわ。
友達も増えた、けどそれ以上にいつの間にか友達と呼べる人がいなくなった。
名前も思い出せないようなやつもやっぱりいるし、亡くなった友達も、結婚して子供がいる友達もいるし。
7年間っていう歳月は俺達を変えてしまうのには十分すぎる長さだった。
今、音楽を生業にしたくて生活しているけど、こんな未来が現実になる日がくるとは心底思わなかった。
夢と呼ぶことすら忍びない、空想みたいなものだった。
いろんな人との出会いと別れを、好き嫌いを繰り返して今の自分があるのなら、明確には見えにくい「誰か」たちに感謝しなきゃな、なんて少しだけ思う。
一つ、嬉しいお知らせを。
高校生の頃、初めて買ったipodへ先輩に適当にいろんなアーティストを入れてもらった。
聞いたこともない名前がズラッと並ぶその中でいくつかお気に入りを見つけては通学中に聞いていた。
その中でも当時のお気に入りだったバンド。
「LACCO TOWER」
その独特な曲調と詩的な歌詞は好きにならずにはいられなかった。
そのLACCOTOWERが大規模なイベントをやる。
高崎音楽センター、約2000人収容規模の音楽ホール。
そこに、出演させて頂けることになりました。
ただ一言「なんてこった!!!」
あの頃「ライブ行きたいな、どこらへんで活動してる人たちで、何人編成で、何歳くらいの人たちなんだろう」って、それくらい遠かった人たちのイベントに出演させてもらえる。
こんなに嬉しいことはないです、本当に。
またここから一つスタートを切ろうと思います。
7年前、こんな未来は想像できなかった。
でも今、前よりもずっと胸を張って生きています。
分からないことだらけでも、一歩づつ踏み固めてきた足元がやっとぬかるみになってきたぐらい。
飲み込まれてしまうその前に地面にしてみせようと思います。
そんな今日を生きていこうと、そう思います。
過ぎるんじゃなくて過ごす。そういう毎日を。