今日は来たる11/28、前橋DYVERでのツアーファイナル、初のワンマンライブについて書きます。
ご存知の方がほとんどかと思いますが、8/29に3rd mini album「愛すべき今日へ」を会場限定にてリリースしました。
そこから11/28まで、今もなおツアーを回らせていただいています。
48都道府県全てではないけれど、会いたい人へ会いに、行くべき場所へ行き、歌いたい場所へ歌いに行きました。
俺が初めてバンドを組んだのは中学一年生の頃。バンドなんて呼べるような大したものでは無かったけれど、僕が人生で初めて音楽を鳴らした場所は確かにそこにあります。
田舎だったから、家でもアンプに繋いでガンガンに弾いていたし、それを怒る人もいなかったし。
今思えば、あの頃の方が良くも悪くも夢を見ていた。
確かに目の前にある現実すらも輝いて見えていたし、その輝きよりも先にある輝きに目を奪われていました。
家で175Rの武道館DVDを見て何度も自分が立つイメージをした。
Mステの録画をテープが擦り切れるほど繰り返し再生しては、ひな壇に立つ自分を想像した。
大好きなCDを聞いては、いつかこのカーステレオから自分の声が流れるんだと想像した。
あれから9年経った。
22歳になって現実を知った。夢は簡単に叶わない事を思い知った。
武道館に立っていたバンドは活動を休止した。
あの日乗っていた車は廃車に、Mステなんて何年見ていないだろうか。
いろんなものが変わってしまった。
初めて夢を共有した仲間は音楽を辞めた、共に音を鳴らしたあいつは勝手に死んだ。
「就職するわ。」
その一言にどれだけプレッシャーを感じただろう。
「就職決まったんだ。」
その一言にどれだけ焦りを感じてしまっただろう。
22歳、フリーター、自称バンドマン。
何ができる？
素人に毛が生えた程度の下手くそな4人組に何ができる？
何度も何度も葛藤しては抑え込んだ。
何度も何度も口走りそうになっては飲み込んだ。
まだ、まだ終われない。
俺がしたいのは、何が出来る出来ないの話じゃなくて、やれるやらないの話じゃなくて、やるやらないの話じゃなくて。
やりたいのか、やりたくないのかなんだ。
胸を張って言おう。
バンドがやりたい。
あの頃の情熱はいつだってここにある。
あの日の夢はまだまだ燃えている。
あいつの葬式に誓った気持ちはまだ忘れていない。
辞めたあいつの分まで、なんて大それた事は言わないけれど、仕事をするお前と俺の人生、どちらも輝けばいい。
願わくば俺の輝く人生の中で生まれた音楽でお前の人生がもっと輝けばいい。
輝かなくていい人生なんてどこにもない。
証明したい。
俺の選択は間違いなんかじゃない。
証明したい。
武道館もMステも、壊れたカーステレオも、遠いかもしれない。
周りの歩幅の大きさに焦る事もある。
それでも夢を見ている。
見ているだけじゃなく、近づき始めた。
やっと、動き始めた。
間違いなく、一つの岐路になる。
人生初のワンマンライブ。
俺たちだけが出演する１日。
どうか、見届けて欲しい。
オナニー見せつけるつもりなんて毛頭ない。
あなたの人生に歌いたい。
もうすぐsold outです。
1人でも多くの人に見に来て欲しい。
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全員、待ってます。
