りほちゃんは、高校の頃からの仲良しで、なんとなく考えが似ていて、すごくシンパシーを感じる大切な友達です。
焼肉たべて、お酒飲んで、ぶらぶら歩き回って、またね、って。
帰り道が寂しくなかったのは、逆にとっても楽しかったからだと思う。
帰り道、色んなことを思い出した。
高校で軽音楽部に入ったこと、入ったかと思いきや「サッカー部入る」とか言い出してすぐにバンドを辞めそうになったこと、初めてのライブ、大好きだった先輩の卒業、毎日遊んでた友達、他愛もない話で大騒ぎした夜、進学してだんたん会えなくなったこと、久々に集まってもとくに何もしないこと、引越し前日に手紙をくれたこと、この部屋に住み始めた自分のこと。
思いを張り巡らせすぎて、いっぱいいっぱいでした。
そう思えば、楽しかったことの方が多い。
思い出は美化されるなんてよく言うけど、美しいに越したことはないと思う。
わざわざ汚す必要なんてどこにもないし。
あの頃に戻りたいなって思うし、あの頃は今がずっと続けばそれでよかったし。
でも戻れないからやっぱり進むし。
小さな決断を、無意識にたくさんしてきたんだなあ、なんて思いました。
バンドをやる、と決めて生きてきたけどサラリーマンになるのだって決断が必要なんだと思う。
何をするにも、決断が必要。
俺が今日シフトを入れたバイトに行く決断も、必要(ちゃんと行け)
どうか一つ一つの決断がいい未来へ繋がっていますように。繋げて行けますように。
後悔はあれど、いつか振り返った時に笑えますように。
いい加減寝たいぞ？
