あけましておめでとうございます。
今年も一年よろしくお願いします。
早速2本ライブして、新年早々みんな来てくれて嬉しかった。
自分で曲を作って、ライブハウスでそれを演奏して、みんながそれをお金を払って見に来て、ライブハウスってつくづく不思議な空間だと思う。
バンドによるけど、中には「お客さんに媚びたら負け」っていう人もいるけど、好きでいてくれるからにはその人が喜びそうなものをあげたいっていうのもある。
「それが媚びてるんだよ」って言われたこともあるけどほんと黙ってって感じです。
お客さんがバンドに何を求めて足を運ぶのか一人ひとり聞いて回りたい。
シンプルに音楽なのか、会えればOKなのか、よくわからなくなることもしばしば。
とかく、俺はお客さんと仲良しだと思っていて「友達みたいだ」といわれることもある、でも友達じゃない、お客さん。
単純に俺を好きでいてくれる人が好きで、その人のこともっと知りたくなって、ってなれば自然と距離感も縮まるもんで。
でも俺は気分屋で自分勝手に見えないボーダーラインを引いていて「これ以上はちょっと」ってセーブしてしまう。
ここまで読み返しても「何様なんだ」って我ながら思う。
最近気付いた、分かった一つのこと。
君のための俺じゃない、でも君のために歌いたいってこと。
ずるいなあ、でもそれが俺なんだなあ、なんて。
思いやり一つ取ったって同じことじゃないか、と自分を正当化して形どる。
どうせ歌うなら君の中で生きていられる歌を歌いたいんだよ。
気休めでよければ一生言い続けてあげる。
でもそれじゃ俺が嫌なんだ。自分勝手でごめんね。
「今年もよろしく」なんて、わがままな俺には少し荷が重い。
それでも愛されたいです。
「今年もよろしく」