soutroll's blog

そうたさんのお悩み相談室&日常

灯火祭(2)

灯火祭のメンツが発表されました。

各地の盟友たち、地元の仲間たち、勢揃いで1日を作り上げます。

 

 

 

「なぜ平日なのか?」

 

どこまでお伝えするか悩みましたが、ありのままお伝えするのが俺たちなりの誠意だと思うのでお付き合いください。

 

まず、2022年度の灯火祭をやるかどうか

これに関してずっと話し合っていましたが、世の中の状況や思うところ(前回のブログ参照)、諸々込みで決めかねていました。

つい先日、3月末に大阪でPOETASTERのひろきさん、LUCCIのまことさんを交えて話すタイミングがあり、沢山の後押しをもらって

「10月頃、やれるように動いてみるか」

となっていました。

が、その数日後に高崎clubFLEEZ閉店の一報が入りました。

これは俺たちも全く予期せぬ事態で、本当は高崎clubFLEEZがある事さえ当たり前ではないのだけど、本当に予想外でした。

踏み出そうとした瞬間に一歩目の足場が抜け落ちるような感覚で「出来ない」と思いました。

 

それはそれとして

「どうしても高崎clubFLEEZで最後に何かやりたい、やらなきゃ」

という話になりました。

高崎clubFLEEZになんとか頼み込んで、日程を頂けたのが4月上旬の事です。

 

さて、日程が頂けた事だし何をしよう?

このタイミングでメンバーと色んな意見を交わしました。

個人的にも何人かに相談しました。

群馬バンド大集結の1日や、群馬バンドでのスリーマン、平日だし5.6バンドくらいで夕方からのイベント、etc…

結局俺たちが出した結論は

「灯火祭2022を開催する」

でした。

 

平日だから、群馬だから、思うところはたくさんありました。

でも何よりも大切だと感じた事は

「今の高崎clubFLEEZで、信じた仲間たちと、信じてくれているあなたと、灯火祭をやる事」

だと感じたからです。

 

灯火祭は2年間も開催できず、でも心のどこかでやりたいとずっと思っていて、最後にやれるチャンスだと思いました。

今ライブハウスに行けていない人も、もしかしたら灯火祭をキッカケに出来るかもしれない、とも思いました。

 

「なぜ平日なのか?」

その問いに簡潔に答えるならば

「ギリギリなんとかその日を頂けたから」

です。

 

そりゃあ土日にやれるなら、やりたい(笑)

でも、でもそういう事なんです。

もう理屈じゃなくて、ほとんど衝動で動いています、という事をお伝えしておきたかったです。

仕事、学校、色んな事情で平日の昼間に動くのは本当に大変だと思います。

だけど、俺たちはやる事に決めました。

そして、たくさんの仲間たちがやる事に決めてくれました。

どうか、駆け付けてくれたら嬉しいです。

 

 

例年の灯火祭には群馬バンドはほとんど居ませんでした。

でも今年の灯火祭は群馬の仲間たちにも力を貸してもらいます。

 

それは、KAKASHIがやはり高崎clubFLEEZと Asileで行っていた「俺たちの群馬だっ!!!」というイベントも大切だったからです。

そしてそのイベントもまた、高崎clubFLEEZありきだと感じていたからです。

 

 

「ライブハウスは場所じゃない、人だ」

 

これから失くなるライブハウスの最後のステージでそう言った事がある。

今でもそう思う部分はある。

だけど、やっぱり場所も大切なんだと思います。

その場所で、その人が居て、そこにしかない空気があってこそのライブハウスなんだと、今は思います。

同時に、失くなった先でその人が居れば、その空気感は取り戻せると思うし、その場所を愛していくのは俺たちやあなたの役目なんじゃないかな、って思います。

 

日を追うごとに「最後なんだな」という気持ちが押し寄せてきます。

大切にやりたい。

1つの後悔も無く、1つの後悔もさせる事無く、完遂したいと心から思います。

 

 

2022年6月7日(火)

高崎で、ライブハウスとバンドであなたを待っています。