髪を切った。
前髪伸ばしてるのは自信が無いことの表れで
ボサボサなのは怠惰の表れなんだと
髪を切る度に思う。
バッサリ切って、前髪も上げて、ヒゲも伸ばしてみた
ずっとやってみたかった。
似合うか似合わないかは置いておいて、やってみたかった。髪ならまた伸びるし。
ずっと見た目に自信がなくて、どんな髪型しても、どんな服着ても、どこに居ても周りの視線が気になって仕方がなかった。
「逆に自意識過剰だ」
って言われた事もあるけど「見られてる」と思ってるんじゃなくて「なんか変だ」と思われるのが怖いんだよな。
否定されるのも、馬鹿にされるのも怖い。
いざそうなった時に二度と同じ事が出来なくなるくらいには。
小学生の頃、放課後女子に呼び出されて「おいおい…告白か?」なんて思っていたら「お前モテようとしててムカつく」と告げられて以来、自分から見た自分と、他人から見た自分の相違点を失くすことに躍起になっていた。
約20年が経ってようやく、本当にようやく「なりたい自分」になるための一歩を踏み出した気がする。
嫌われても、モメても、否定してきた奴に「お前の意見は聞いていない」という覚悟を決めた。
明確な「怒り」を見せない事には、悪意の無い言動には立ち向かえないと思ったから。
自分自身も日々、誰かを否定しないように過ごしていく所存。
言いたい事は無いけど、書いておこうと思って書きました、押忍。